住宅・個人所有のお客様

家主様・不動産オーナー様へ

「太陽光パネルの汚れは雨などで自然に落ちるので、メンテナンスフリーで清掃する必要はありません」。 太陽光パネルの設置業者(またはメーカー担当者)に、このようにいわれている方も少なくありません。


しかし設置後、実際に屋根や屋上に登って近くでよく確認してみると、一見きれいに見える太陽光パネルに 黄砂や鳥の糞・花粉などがこびりついている場合が多くあります。


設置されている周辺環境によって汚れの状況は異なりますが、交通量の多い道路に面している設置場所などでは、 排気ガスなどによる油性浮遊物が多く付着し、雨だけでは洗い流せない可能性があります。


高所での作業は危険が伴いますので、太陽光パネルをキレイに保ち、発電効率を維持されたいお客様は 太陽光発電事業者様はぜひ一度、太陽光パネル専門の当社にご相談ください。

温度と発電量の関係

ソーラー・パネルは、温度が低くなると出力が上がり、高温になると逆に出力が下がるという特性があります。


つまり同じ強さの光を同じ面積のパネルで受けた場合でも、パネルの温度によって出力が変化し、 温度が上がるにしたがって、発電量が大幅に下がることがあります。


真夏の太陽がギラギラしているときこそ太陽発電にうってつけと思われがちですが、ピーク時発電量が高いのは 気温が低く太陽高度が高くなる春頃で、真夏のピーク時発電量はそれよりも低めに推移します。

ホットスポット現象

ハンダ不良といった製造不具合や落ち葉の付着などによって「ホットスポット現象」と 呼ばれる問題が起こることがあります。


ホットスポット現象とは、落葉や鳥の糞などが太陽電池の表面に付着して完全な影となった場合、 その部分が発熱してしまいそれによってセル(パネルの一部分)が破損してしまうという現象です。


影になると書きましたが、短期間の影であればさほど問題が無いのですがそれが長期化すると ホットスポット現象によってセルが破損してしまうことがあります。

法定耐用年数と減価償却

太陽光発電の耐用年数は基本的に17年ですが、太陽光発電の電力を用いて自動車などの最終製品を 生産する場合などは太陽光発電の法定耐用年数が9年になる場合があります。


国税庁の質疑応答事例 「風力・太陽光発電システムの耐用年数について」


このように、太陽光発電が生産する電気を使って、自動車という製品が生産される場合、 太陽光発電は最終製品(自動車)に関わる設備と判断され、耐用年数が変わってくるのです。

グリーン投資減税

■対象者
対象設備を取得し、かつ1年以内に事業の用に供した場合の青色申告書を提出する個人及び法人。


■概要
取得価額の30%特別償却(一部の対象設備については即時償却)又は7%税額控除(中小企業者等のみ)の いずれかを選択し税制優遇が受けられる制度です。

(1)普通償却に加えて、基準取得価額(計算基礎となる価額)の30%特別償却及び即時償却。
(2)中小企業者等に限り、基準取得価額の7%相当額の税額控除。